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【予算7万円】ミニPCとProxmox VEで作るホームラボ part2 事前準備① インストールメディアの作成

gumio

前回のpart1 機器選定では、ホームラボにおすすめのミニPCを紹介しました。今回はProxmoxのインストールメディアを作成していきます。流れはシンプルです。

  1. ProxmoxのISOファイルを入手
  2. RufusでUSBメモリに書き込み

これだけです。1回作れば使いまわせるので、このタイミングで準備していきましょう。

必要な準備物整理

物品備考
ミニPC前回(part1参照)
https://network-nexus0509.com/learning-4/360/
メモリ16GB搭載済み
ストレージ512GB搭載済み
ディスプレイHDMIまたはUSB Type-C出力のもの
USBキーボード有線・無線どちらでもOK
USBマウス有線・無線どちらでもOK
LANケーブル自宅Wi-FiルータのLANポートに接続するため
USBメモリ(2GB以上)インストールメディア作成用
Proxmox ISOファイルhttps://www.proxmox.com/en/downloads
Rufus(USB作成ツール)https://rufus.ie/ja/
※Windows版のみ
PNETLabクライアントパックhttps://mega.nz/file/V50gUCQY#ysvjljJrulRT0De96BhIXCEnP2uDkE-zWr7Kyyml3ds
Cisco vIOSイメージ※次回(Part3)で詳細を解説

今回メインで使うのは、

  • USBメモリ
  • Proxmox ISOファイル
  • Rufus

になります。

STEP1:Proxmox VEのISOファイルをダウンロード

まず公式サイト(https://www.proxmox.com/en/downloads)へアクセスし、「Proxmox VE 9.0 ISO Installer」をダウンロードします。

STEP2:Rufusを用意

Rufusは、USBメモリにISOファイルを書き込むためのツールです。Windows専用のため、MacやLinuxでは使用できませんので、その場合は「balenaEtcher」等の代替ツールをご利用ください。

https://rufus.ie/ja/ にアクセスし、最新版をダウンロードします。

STEP3:USBメモリにProxmoxを書き込む

①PCにUSBメモリを挿し、Rufusを起動します。以下のような操作画面が表示されます。

②ブートの種類→選択で、先ほどダウンロードしたIOSファイルを指定します。

以下のようなダイアログが表示されますが、OKを押下してください。

スタートをクリックし、USBメモリへ書き込みます。以下のように緑のゲージが溜まり、準備完了と表示されればインストールメディアの作成完了です。閉じるで操作画面を終了しましょう。

次回予告

次回のPart3 では、CML Personalの契約方法と、vIOSファイルを用意する流れをご紹介します。

なお、次回は私自身がブラックフライデーまたはサイバーマンデーのセールでCMLを更新するタイミングに合わせて執筆予定のため、公開まで今しばらくお待ちくださいませ。

少し先になりますが、楽しみにしていただければ嬉しいです。

ABOUT ME
空花(そらはな)ぐみを
空花(そらはな)ぐみを
ネットワークエンジニア / 愛猫家
高卒工場勤務を経て31歳でIT業界へ転職し、現在はSIer企業でネットワークエンジニアのプレイングマネージャーとして設計・構築を担当しています。未経験からキャリアを切り開いた経験を活かし、
・ネットワークエンジニア初級〜中級者がつまずきやすいポイントの解説
・ラボ環境を活用した検証手順
・業務で生かせる実践的なノウハウ
など、インフラエンジニアを目指す方や、現職でスキルを磨きたい方に役立つ情報を発信していきます。
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