ホームラボ

【予算7万円】ミニPCとProxmox VEで作るホームラボ Part4 Proxmoxインストール・初期設定

gumio

前回のPart3 事前準備②では、vIOSイメージファイルの準備までを行いました。本記事では、用意したミニPCへProxmox VEをインストールする手順を紹介します。

なお、本手順はPart1で紹介したミニPCを使用した操作内容となります。
異なる型番のサーバを使用している場合は、各環境に合わせて読み替えてください。

Part1はこちら

BIOS設定確認

SVMモード有効化確認

ミニPCにマウス・キーボード・インストール用USBメモリ・外部ディスプレイを接続します。
接続後、ミニPCを起動し、起動直後にDeleteキーを押してBIOS画面へアクセスしてください。BIOS画面が表示されたら、Advancedタブ → CPU Configurationへ遷移し、SVM Modeが「Enabled」になっていることを確認します。

ブートメディアの選択

引き続きBIOS画面にて、Bootタブを開きます。ブートメディアの優先順位を設定し、作成したインストール用USBメモリを最上位に指定しましょう。

設定が完了したら、Save & Exit(F4)を選択して設定を保存し、BIOSを終了します。

インストール・初期設定

インストール

インストール画面が表示されるため、下の画像を参考に設定を進めていきましょう。

一通り設定項目の入力が完了すると、サマリー画面が表示されます。問題無ければ画面右下の「Install」を押下します。

インストールの進捗度が3%(crate LVs)付近で10分以上停止する場合がありますが、正常動作ですので問題ありません。私の場合、インストールを開始から合計20分程度で完了しました。

インストール中の画面

インストールが完了すると自動的にサーバの再起動が走ります。起動後にログインプロンプトが表示されるので、rootユーザーと指定したパスワードでログインできればインストールは完了です。

初期設定

ここからはGUIでの操作になりますので、ブラウザからProxmoxへログインします。ミニPCは操作端末とLANケーブルで直結、あるいは自宅のルータと接続して、同じネットワークアドレスからアクセスできる環境を準備しておきましょう。

https://<インストール時に指定したIPアドレス>:8006

先ほどと同様にrootユーザーでログインします。必要に応じて言語を日本語に変更してください。

ログインすると、「有効なサブスクリプションがありません」とポップアップが表示されますが、OKを押下して進めます。

初回ログイン直後、以下の画面が表示されています。ここで無償版リポジトリの設定をしていきます。

Proxmoxの初期設定では、Enterprise契約向けの有償リポジトリが設定されています。サブスク契約が無い場合、そのままだとProxmox関連パッケージのアップデートに失敗するため、無償版リポジトリへ切り替える必要があります。

有償版リポジトリを選択した状態で、「無効」を押下して無効化していきます。

次に、無償版リポジトリを追加します。

無償リポジトリへアクセスできるようになったので、GUIからアップデートを実施します。

これでアップデート完了です。

次回予告

次回のPart5では、Proxmox VE上にPNETLabの仮想マシンをデプロイして、Cisco vIOSイメージを追加して利用可能にするまでの手順を紹介予定です。

ABOUT ME
空花(そらはな)ぐみを
空花(そらはな)ぐみを
ネットワークエンジニア / 愛猫家
高卒工場勤務を経て31歳でIT業界へ転職し、現在は三次受けSIerでネットワークエンジニアの現場リーダーとして設計・構築を担当しています。遅咲きではありますが、未経験からキャリアを切り開いた経験を活かして
・ネットワークエンジニア初級〜中級者がつまずきやすいポイントの解説
・ラボ環境を活用した検証手順
・業務で生かせる実践的なノウハウ
など、インフラエンジニアを目指す方や、現職でスキルを磨きたい方に役立つ情報を発信していきます。

IT業界歴(2025年12月時点)
2021年9月~2023年4月 SES企業(Y社)に在籍し、3ヶ月の研修を経て二次請けSIer(C社)にて常駐勤務
2023年5月~現在 三次受けSIer(C社)に在籍
2026年2月 SES企業(F社)へ入社予定
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