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未経験からIT業界へ挑戦するならインフラエンジニアがおすすめ|その理由をわかりやすく解説

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なぜ未経験者にインフラエンジニアがおすすめなのか

IT業界には、アプリ開発・Web制作・インフラ(ネットワーク/サーバ)など、さまざまな分野があります。その中でも特に未経験者が挑戦しやすい職種が「インフラエンジニア」です。

インフラエンジニアとは、企業のシステムやサービスを支える「IT基盤(インフラ)」をつくり・維持する職種です。サーバやネットワークの設計構築、運用監視を通じて、システムを安定稼働させる重要な役割を担っています。担当する領域によって、サーバエンジニアやネットワークエンジニアなどに細分化されます。

インフラエンジニアは、IT業界の中でも慢性的な人材不足が続いている職種です。
そのため、企業が育成を前提として未経験者を積極的に採用するケースが多いという特徴があります。特に、教育制度やスキルアップ支援に力を入れているSES企業では、次のようなサポート体制が整っていることが一般的です。

  • 1〜3ヶ月程度の社内研修 → ITの基礎、ネットワークやサーバの仕組みを一から学べる。
  • 資格取得支援制度 → CCNA等、知識の客観的証明となる資格の学習環境や受験費をサポート

こうした教育体制が整っている企業があるため、異業種からの転職でもスムーズにスタートできるのが大きな魅力です。「未経験からでもITエンジニアを目指せる環境」が、インフラエンジニアの業界にはしっかり整っています。

第一歩としてSES企業を選択するメリット

SES企業でキャリアを始める最大のメリットは、「IT業界での職歴」をつくりやすいことです。

多くの人が最初に壁を感じるのは、「実務経験がないと採用されにくい」という点。
しかしSES企業では、研修を経て実際の現場に参画しながら学べるため、入社後すぐにエンジニアとしての経験を積むことができます。

つまり優良なSES企業は、IT業界への“入口”を作る最適な場所。
「まずは現場で実績を積みたい」「経験を通じて自分の方向性を見極めたい」という未経験者にとって、理想的なスタート地点と言えるでしょう。

まとめ

未経験からIT業界に挑戦するなら、インフラエンジニアは最も現実的で、かつ確実にキャリアを積み上げられる職種です。インフラエンジニアは、サーバやネットワークといった「ITサービスの土台」を支える重要なポジションであり、企業の安定したシステム運用を担う“縁の下の力持ち”のような存在です。

この分野は、慢性的な人材不足により未経験者の採用・育成に積極的な企業が多く、特にSES企業では、研修制度や資格支援などの教育体制が整っています。
そのため、異業種からの転職でも安心してスタートできるのが大きな魅力です。

また、現場で得られる経験は、将来的なキャリアアップにおいて何よりの強みになります。
未経験からエンジニアを目指す第一歩は、「最初の実務経験をどこで積むか」が鍵になります。あなたの次の一歩が、IT業界での新しいキャリアを切り拓くきっかけになることを願っております。

ABOUT ME
空花(そらはな)ぐみを
空花(そらはな)ぐみを
ネットワークエンジニア / 愛猫家
高卒工場勤務を経て31歳でIT業界へ転職し、現在はSIer企業でネットワークエンジニアのプレイングマネージャーとして設計・構築を担当しています。未経験からキャリアを切り開いた経験を活かし、
・ネットワークエンジニア初級〜中級者がつまずきやすいポイントの解説
・ラボ環境を活用した検証手順
・業務で生かせる実践的なノウハウ
など、インフラエンジニアを目指す方や、現職でスキルを磨きたい方に役立つ情報を発信していきます。
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